近年増えている「墓じまい」ですが、人気の高い青山霊園でもお墓を撤去される方は増えています。
今回はご遺骨の移転に伴い、青山霊園内にあるお墓の「墓じまい」のご依頼をいただきましたので、「墓じまい」をするための手順やお手続きについてご説明させて頂きます。
<青山霊園から移転される際の墓じまいのお手続きについて>
お墓を閉めてご遺骨を移転される場合にはいくつか手続きを踏む必要があります。お手続きについては以下の通りです。
・移転先から「受入れ証明」、青山霊園管理事務所から「埋葬証明」をもらう
ご遺骨の移転先と現在お墓がある青山霊園で移転に向けた手続きを行い、移転先から「受入証明」、青山霊園管理事務所から「埋葬証明」をもらう必要があります。
・役所での手続き
役所で「改葬許可申請書」を提出し、「改葬許可証」をもらう必要があります。
・閉眼供養とご遺骨の取り出し
宗派に限らず、お骨を取り出す際や、お墓を閉める際にはご供養やお祓いをしましょう。その後にご遺骨の取り出しを行います。明治の頃のお骨は土葬の場合がありますので、移転の際には火葬場で焼骨をする必要があります。ご遺骨がいくつあるかは管理事務所に記録がありますので、取り出し忘れが無いよう記録のコピーを取らせて頂きます。
・墓地を更地にする
下の写真の様に墓石を全て撤去し、更地にして「墓じまい」は完了となります。
青山霊園は毎年募集を行っていますが、いつも募集している数以上の応募があります。「墓じまい」をしてしまうと再度墓地の使用権を獲得するのは大変難しいため、どなたか継がれる方がいらしたら残されることもご検討されてはいかがでしょうか。都営霊園では6親等までの方でしたら墓地の使用権を継ぐことが可能です。
ご遺骨の移転や、墓じまいをご検討されていましたら、是非お問合せ下さい。別の墓地やお寺から青山霊園内に移転される方のご相談もお受けしております。
Copyright(c) Aoyama Cemetery Chitose. Allright Reserved.